Wool Tweed Shawl Collar Gown Coat

Phlannèlのアイテムは一言で言うと、“ちょうどよい”服。そして、何より心地良い。リラックスしたい時にも着たくなるし、都内へ打ち合わせに出かける時も、気負わずに品良く、無理せず街に馴染むような着こなしが叶います。本人はリラックスして着ていても、一般的なカジュアル服とは別の立ち位置にしっかり持ってきてくれるというか、単なるリラックスウェアに成り下がらない、ちゃんとした大人の顔を作ってくれると思います。素材、デザイン、色、パターン、縫製においてその要素を足し引きしながら、Phlannèlらしい心地よいバランスをとっているからこその、嫌味のない上品さというんですかね。

前にJOURNALの記事でデザイナーと話していたときにも同じことを言ったと思いますが、自分の中ではPhlannèlの洋服は都会に着ていく服。もちろんリラックスしたいときにスビンコットンのカットソーをさらっと部屋で着ていたりなどはありますが、基本的には都内に出かけるときにPhlannèlを選ぶことが多いです。

今季初めて取り組んだ日本ホームスパン社のツイードコートは、Phlannèlでは最も上品なアイテムだと思うので、その素材感を活かしながら、色数も使わずに、素材のメリハリを楽しむスタイリングが気分です。Phlannèlが提案する「大人の上質なカジュアルウェア」という立ち位置の中では特に上品な着こなしかな?と思います。今日は仕事で商談があるのでこのスタイリングをしていますが、例えば初めてのレストランに行くときなどにもいいんじゃないでしょうか。

伝統的なホームスパンの素材の製法を踏襲しているからとても素朴な素材感ですが、色の組み合わせとパターンで野暮ったくならないコートですね。あと、クタクタになった方がもっと魅力的になりそうだなと思います。

もともと少しゆったりとしたシルエットと絶妙な着丈の長さのコートですが、ジャストからワンサイズ上くらいを選んだ方が、垢抜けて着こなしやすいのでおすすめですよ。

Director Kakimoto

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